発症原因

双極性障害を引き起こす原因はなんなのか、その点がわからないことには、今後の対処も難しくなってきます。
しかし、双極性障害の原因は、明確にわかっていないのが現状です。
ですが、いくつかの要素が複雑に関わっているということは言われています。

その要素は、大きくわけると3つあります。
それは、「遺伝的要素」「環境的要素」「病前性格」の3つです。
双極性障害の発症原因は、遺伝子が関係していると考えられています。
それはなぜなのかというと、遺伝子が同じの一卵性双生児と遺伝子が半分だけ同じの二卵性双生児で、双極性障害発症の一致率を比較すると、一卵性双生児の方が高いことがわかっています。
もちろん、それは100%と断言できるわけではありませんが、双極性障害の発症原因として遺伝子的要素が関わっているということは言えるでしょう。

環境的要素は、それまで育ってきた環境や、職場・学校など周囲で受けるストレスなどを指します。
継続的なストレスなどは、双極性障害の発症原因に関係していると言われていますが、どういった過程で発症に繋がるのかという点は明らかになっていません。

そして、病前性格ですが、双極性障害を患っている人の多くに共通している性格があることがわかっています。
それは、「社交的」「心配りができる」「ユーモアがある」「現実的な志向性が強い」といった性格が挙げられます。

これらが、複雑に関わりあうことで、双極性障害発症のきっかけと成り得るようです。
また、双極性障害患者のおよそ3分の2がうつ病から始まっていると言われています。