双極性スペクトラム障害

双極性障害には、双極Ⅰ型障害・双極Ⅱ型障害・気分循環症・急速交代型などさまざまな種類があります。
大きくわけると、双極Ⅰ型障害と双極Ⅱ型障害の2種類になるわけですが、最近ではスペクトラム障害という考え方も出てきています。
これまで、双極性障害は、「Ⅰ型」と「Ⅱ型」という独立した疾患として捉えられてきました。
しかし、そのⅠ型とⅡ型の間には、移行型というものも存在し、さらにそれぞれの診断を満たさなかった場合でも、双極性障害に準じた治療法を取らなければならないケースもあります。
こういったことから、双極性障害の疑念として、「スペクトラム障害」という考え方が出てきたのです。

単極性うつ病(うつ状態が一度現れる)→単極性うつ病(うつ状態が幾度も現れる)→双極性Ⅰ型障害→双極性Ⅱ型障害→双極かも→まったく不明
といったように、気分障害を七色の虹のように表した状態のことをスペクトラム障害と呼びます。
この中でも、「双極性Ⅱ型障害→双極かも→まったく不明」、この3つの部分を「双極性スペクトラム障害」と呼びます。