リスクを考える

この双極性障害を適切に治療しなかった場合、どういったリスクがあるのか確認してみましょう。
双極性障害は、自殺による死亡率が非常に高いと言われています。
双極性障害のこわいところは、躁状態からうつ状態へと以降した瞬間です。
なぜかというと、躁状態の時の自分の言動が反動となり、非常に深く後悔し、責め立てるケースがあるからです。
そして、結果的に「自殺」という事故破壊的な考えや行動に至ってしまうというわけです。

また、双極性障害の特徴の1つとして、「混同状態」と呼ばれる時期があります。
これは、躁状態とうつ状態が同じタイミングで入り混じって現れる時期のことを指します。
わかりやすく言うと、気分的には落ち込んでいるにも関わらず、焦燥感に駆られじっとしていられないといった症状が挙げられます。
こういった混合状態にある人も、比較的自殺率が高いとされています。

双極性障害患者の5人に1人は、自殺によって亡くなっているという研究結果が出ているようです。